SOCIAL WORKER REAL

地域で育つ
全ての子どもの
笑顔のために
支援していくこと。

笠木 あかりさん

千葉県立船橋特別支援学校勤務(千葉県)

2011年 福祉援助学科 保健福祉コース卒業
■取得している資格:社会福祉士、 小学校教諭(1種)※ 特別支援学校教諭免許状※
※卒業後、他の大学院で取得

一人ひとり丁寧に、そしてみんなが一緒に学ぶ。

前任校が聾学校だったため、その経験を活かし、現在は特別支援学校で、主に聴覚障がいの通級指導教室を担当しています。通級指導教室とは、地域の小・中学校に在籍しながら、特別な支援が必要である児童生徒に対して、一人一人の教育的ニーズに合わせた個別指導を受けるための教室です。聴覚障がいの通級指導教室では、日記指導や発音指導などを行っています。また、校内支援として、肢体不自由と聴覚障がいを併せ有する児童に、発音指導やサイン・手話などの指導を行っています。どちらの指導においても、子どもたちの力を伸ばすための専門性が求められていることを感じています。

先生や周囲の子どもたちに理解いただくことの大切さ。

子どもたちの力を伸ばしていくためには、担任の先生の理解はとても重要です。通級指導教室担当として、聴覚障がいのある児童の在籍校へ足を運び、補聴器の仕組みや学校での指導場面で配慮していただきたいことなどを伝えています。例えば、補聴器を装用すると声が聞こえやすくなると思われがちですが、周りの雑音も大きくしてしまいます。そのため、椅子の足にテニスボールをつけてもらい、雑音を軽減するようにしていただいたり、授業中は静かにしてもらったりするなど、担任の先生や周囲の子どもたちの協力も欠かせません。実際に、先生方や子どもたちに補聴器の装用体験をしてもらい、静かに授業を受けてもらうことの大切さを伝えるなど、理解や啓発を促す活動も行っています。

日本社会事業大学で学んだことが今に生きている。

「障がいのある人の自立を支援したい」「人を助けられる仕事をしたい」そう考えた時に、行きたいと思ったのが日本社会事業大学でした。特に、高齢者施設や、生活介護施設、児童発達支援センターなど、さまざまな施設でさまざまな人と触れ合ったことで、自分にできることは何か、自分がすべきことは何かということを考えるきっかけとなりました。私が最も大切にしていることは「相手の話を受け止めながら、“聴く”」。これは福祉に限らず、教員という職種でも非常に重要なことだと感じています。子どもたちの笑顔のために、深い知識と幅広い視点を養いながら過ごしていきたいと思います。

※掲載情報は2016年度の取材当時のものです。

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